男性不妊症
女性の不妊が目立っている中、実は男性の不妊症も問題になっているのです。
WHOが男女別不妊原因を調子したところ、男性のみ24%、女性のみ41%、男女共24%、原因不明11%でした。
近年では、特に男性側に原因があるカップルが50%近くを占めているそうです。
昔は不妊というと女性だけの問題とされていましたが、本当は不妊は女性だけの問題ではないです。
男性不妊の場合、その不妊原因のほとんどが、精子をつくる機能に関することでした。
最近は環境ホルモンの影響で男性不妊が増えているという報告もあります。
whoの基準では、1回の射精量が2ml以上、精液1mlあたりの精子の数が2000万以上、運動率50%以上、奇形率15%以下を正常とされており、この基準に達しない場合を男性の不妊症と診断しています。
特に精液に異常がある場合が大体8割をしめており、そのような場合精液の見た目も普通で、痛みなどの症状は全く無いそうです。
なので、奥さんが産婦人科を受診して異常がなく、何度も説得されて仕方なく男性が精液検査をして初めて不妊がわかることが多いそうです。
男性の正常の精液には1ccに2000万から1億の精子がいて、大体1回の射精で出る精液の量は2cc以上が正常ですから、その中には4000万から2億もの精子がいるのです。
しかし、1ccに2000万の精子がいない男性の場合は、乏精子症とされ不妊の原因となります。
残念ながら乏精子症の8割近くが原因不明です。
明らかに乏精子症の原因とわかっていて治療可能な病気は精索静脈瘤です。
精索静脈瘤は手術によって治すことができ、手術をしない場合とくらべて妊娠率は約6倍という報告もあります。
女性が病院へ行っても異常がない場合は、一度男性も受診するようにしてください。
女性だけの問題ではなく、夫婦一緒に協力して解決するようにしましょう。

